タハマースプ1世(読み)タハマースプいっせい(その他表記)Ṭahmāsp I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タハマースプ1世」の意味・わかりやすい解説

タハマースプ1世
タハマースプいっせい
Ṭahmāsp I

[生]1514
[没]1576
イランサファビー朝第2代の王 (在位 1524~76) 。同王朝創始者イスマーイール1世長子オスマン帝国侵略に悩まされ,1548年首都をタブリーズからカズビーンに移した。しかし,55年トルコと和約を結び,しばらく両国間の平和を維持した。彼はまたイランに亡命したインドのムガル朝第2代の王フマーユーンのデリー帰還を援助した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む