改訂新版 世界大百科事典 「イスマーイール1世」の意味・わかりやすい解説
イスマーイール[1世]
Ismā`īl I
生没年:1487-1524
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
1487~1524(在位1501~24)
イランのサファヴィー朝の創設者。イラン西北部アルダビールの出身。クズルバシュと呼ばれたトゥルクメン系遊牧部族の強力な支持によりアクコユンル(白羊朝,1378~1502)を倒し,その後イラン全土を平定してイスラーム期におけるイラン人の黄金時代の基礎を確立し,シーア派の正統派である十二イマーム派を国教に定めた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…ウズン・ハサンとその子ヤークーブYa‘qūb(在位1478‐90)の時代にアク・コユンル朝は最盛期を迎え,東部アナトリアからイランにわたる広大な領域を支配した。その後王朝内部で激しい勢力争いが始まり,1502年ウズン・ハサンの孫アルワンドAlwandはサファビー朝のイスマーイール1世に敗れ,まもなくアク・コユンル朝は滅亡した。【井谷 鋼造】。…
…1501‐1736年。サファビー神秘主義教団の開祖サフィー・アッディーンṢafī al‐Dīn(1252‐1334)の子孫で,同教団の長イスマーイール1世が樹立。1501年タブリーズで即位したイスマーイール1世は,彼を神のように仰ぐクズルバシュを率いて,東はヘラート,西はディヤルバクル,バグダードに及ぶ地域を制圧した。…
…1514年,トルコ東部,ワン湖北東約40kmにあるチャルドランÇaldıran(ペルシア語ではチャールデラーンChālderān)の野で行われたオスマン帝国のセリム1世とサファビー朝のイスマーイール1世との戦い。サファビー朝はシーア派イスラムを国教とし,シーア派イスラム教徒の多数住むアナトリア東部でも政治的・宗教的宣伝活動を展開,そのため同地域では反オスマン帝国の民衆暴動が頻発した。…
※「イスマーイール1世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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