岩石学辞典 「タマレ岩」の解説 タマレ岩 霞石に富むカンプトン岩[Tröger : 1935].火山岩の霞石玄武岩に相当する煌斑岩質脈岩[渡辺 : 1935].細粒で玄武岩のような外観の優黒質脈岩で,オージャイトとバーケヴィ閃石が主なマフィック鉱物で,ネフェリンあるいはアナルサイムが主な珪長質鉱物である.他に少量の正長石あるいは斜長石が存在する[Lacroix : 1918].ギニア(Guinea),ロス(Los)群島,タマラ(Tamara)島のトプセイル・ポイント(Topsail Point)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報