ため池

共同通信ニュース用語解説 「ため池」の解説

ため池

大きな河川降水量が少ない地域などで造成され、西日本を中心に全国に分布する。大半は江戸時代以前に造られ、どのような地盤にどんな構造で築造されたのか分からないものも多い。雨水を一時的にためられ、土砂流出や洪水防止に役立つが、豪雨や地震では損壊土手亀裂により決壊のリスクが高まる難点もある。決壊については、水位上昇や土壌への雨のしみ込み、強度低下などさまざまな要因が絡むため、詳しいメカニズムは未解明の部分も多いという。歴史的に水不足に悩まされてきた瀬戸内地方には、全国の半数以上のため池がある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む