日本大百科全書(ニッポニカ) 「タラキー」の意味・わかりやすい解説 タラキーたらきーNūr Muhammad Tarakī(1917―1979) アフガニスタンの詩人、政治家。ガズニー県のパシュトゥン人ギルザイ部族の貧しい遊牧民の出身。おもに独学でパシュトー語による近代文学の祖となった。1963年にアフガニスタン人民民主党を組織して機関誌『ハルク』(人民)を発刊。1978年4月の社会主義革命で革命評議会議長兼首相に就任。1979年9月、アミンによるクーデターで失脚、まもなく殺害された。[深町宏樹][参照項目] | アミン | パシュトー語 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例