パシュトー語(読み)ぱしゅとーご

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パシュトー語」の意味・わかりやすい解説

パシュトー語
ぱしゅとーご

インド・ヨーロッパ語族のイラン語派に属する言語で、アフガニスタン国語公用語。アフガニスタンの東部南部、およびパキスタン北西辺境州に居住する約1200万人のパシュトゥン人(アフガン人)の言語で、表記にはアラビア語系ペルシア文字32字と、パシュトー語固有の音を表す8字が用いられている。アフガニスタンのカンダハールとパキスタンのペシャワルを中心とする二つの方言群に分かれている。イラン語派の東方系に属するパシュトー語の名詞に男性、女性の区別などがあり、イラン語派のなかでは古い形を保持している言語である。文学作品として17世紀以前のものは現存しないとされていたが、11世紀作の詩が発見された。またパシュトー・アカデミーが設立され、積極的に研究、出版活動が行われている。

 なおアフガニスタンでは、パシュトー語のほかに、ダリ語とよばれるペルシア語も公用語の一つになっている。

[黒柳恒男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む