普及版 字通 の解説
11画
[字訓] ふける・どくざけ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(いん)。に耽・眈(たん)、枕(ちん)の声がある。〔説文〕十四下に「酒を樂しむなり」とあり、は酒にすることをいう。〔詩、大雅、抑〕に「酒に湛す」とあって、・湛は同意。また鴆毒の酒をいう。
[訓義]
1. ふける、酒にひたる。
2. 鴆毒の酒、毒殺。
3. 湛・と通用し、たのしむ。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 フケル・サケヲネガフ
[語系]
・・湛・耽tmは同声。沈dimも声義近く、すべて沈湎・耽する意に用いる。
[熟語]
▶・沈▶・殺▶・酒▶・毒▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報