タンドール(その他表記)tandoor

翻訳|tandoor

デジタル大辞泉 「タンドール」の意味・読み・例文・類語

タンドール(tandoor)

インド北部やパキスタンアフガニスタンで使われる粘土製の釜。かめを伏せたような形状で、上下とも開口している。下からまきや炭などを焚き、串刺しの肉をあぶってタンドリーチキンなどを作るほか内壁小麦生地を貼り付けてナンなどを焼く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

食器・調理器具がわかる辞典 「タンドール」の解説

タンドール【tandoor】

インド料理のタンドリーチキンを焼く大きな土のかまど。底に炭火をたいて肉を焼き、側面の壁に平らに生地をはりつけてナンを焼く。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のタンドールの言及

【かまど(竈)】より

…このような火鉢型の炉では,家畜の糞が主要な燃料の一部として利用されることが多い。 西アジアから南アジアにかけての地域で,最も閉鎖的な炉としてはタンドールがある。タンドールの主要な用途は,ナン型(円型で偏平なもの)のパン焼きにある。…

※「タンドール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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