内壁(読み)ナイヘキ

精選版 日本国語大辞典 「内壁」の意味・読み・例文・類語

ない‐へき【内壁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 内部の壁。壁や塀などの内側の面。⇔外壁
    1. [初出の実例]「元は是も大理の石にて外を包みたれども、今は剥ぎ取りて、其内壁のみ存す」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)
  3. 胃や腸などの内側。
    1. [初出の実例]「屈辱が僕の喉から食道を通じ、胃の内壁まで、すべて真黒にそめてしまうようにさえ感じられるのだ」(出典:飼育(1958)〈大江健三郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む