ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タートラジン」の意味・わかりやすい解説 タートラジンtartrazine 黄色の酸性染料。モノアゾ色素。羊毛,絹の染色に用いられるほかレーキ顔料として利用される。精製品は,合成着色料食用黄色4号として食品,薬用,化粧品などに利用される。以前,食用に利用されていた黄色の塩基性染料オーラミンが発癌性があることで使用禁止になり,化学的に安定しているタートラジンが食品に利用されるようになり,タール色素中最も使用量が多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by