タートラジン(その他表記)tartrazine

翻訳|tartrazine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タートラジン」の意味・わかりやすい解説

タートラジン
tartrazine

黄色酸性染料。モノアゾ色素。羊毛,絹の染色に用いられるほかレーキ顔料として利用される。精製品は,合成着色料食用黄色4号として食品薬用化粧品などに利用される。以前,食用に利用されていた黄色の塩基性染料オーラミンが発癌性があることで使用禁止になり,化学的に安定しているタートラジンが食品に利用されるようになり,タール色素中最も使用量が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む