だあとなる

精選版 日本国語大辞典 「だあとなる」の意味・読み・例文・類語

だあ と なる

  1. 勢いがぬけて降参する。
    1. [初出の実例]「逃げ草疲(くたび)れて遂にダーとなった」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)
  2. 驚きあきれる。あっけにとられる。
    1. [初出の実例]「何と諸君、僕はダアッとなって、そこへ立ちすくんだのである」(出典:浅草(1931)〈サトウハチロー〉浅草ナンセンス)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android