改訂新版 世界大百科事典 「ダウガウピルス」の意味・わかりやすい解説 ダウガウピルスDaugavpils バルト海に臨むラトビア共和国南東部,同共和国第2の都市。人口10万9931(2005)。ドイツ名デューナブルクDünaburg,ロシア名ドビンスクDvinsk。リガ湾に注ぐダウガバ(西ドビナ)川沿いに位置する内陸部最大の商工業・文化都市で,リガ,サンクト・ペテルブルグ,モスクワ,ビルニュス,クライペダに通じる五つの鉄道網が交錯する交通の要所である。地名は〈ダウガバ川の城〉を意味し,13世紀に到来したドイツ人のリボニア騎士団が要塞として1275年に建設した。執筆者:村田 郁夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by