ダウンラップ面(読み)ダウンラップめん

最新 地学事典 「ダウンラップ面」の解説

ダウンラップめん
ダウンラップ面

downlap surface

ダウンラップによって示される不連続面の一種。この面より上位の地層は,砕屑物がそれまでよりも沖側まで到達するようになることによって形成される。一般に,ダウンラップ面より上位層の地層累重様式あるいは反射波列端累重様式はオフラップとなる。ダウンラップは,沿岸域における堆積空間の増加速度の減少,あるいは沿岸域・陸棚域における堆積空間の減少に伴う陸上侵食に対応してより沖側で形成されるので,ダウンラップ面は最大海成氾濫面やシーケンス境界を示唆する。P.R.Vail(1987)は,basin floor fanやslope fanの上限などダウンラップによって認定されるさまざまな面をダウンラップ面と呼んでいるが,Van Wagoner et al.(1988)は最大海成氾濫面,すなわちエクソンモデルの海進期堆積体上限に限定してこの用語を用いている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...

共同声明の用語解説を読む