SSM(読み)エスエスエム(その他表記)surface to surface missile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「SSM」の意味・わかりやすい解説

SSM
エスエスエム
surface to surface missile

地対地,艦対地 (艦) ,潜対地 (艦) ミサイル。戦略用と戦術用とがあり,飛行方式によって弾道ミサイル BM巡航ミサイル CMがある。誘導方式は慣性誘導を主とし,終末誘導は CMでは地形照合式 TERCOM,またはレーダあるいは赤外線ホーミング (対艦) が使用される。弾頭は戦略用には主としてメガトン級熱核兵器,戦術用にはキロトン級原子爆弾または通常爆薬の場合が多い。湾岸戦争でイラク軍が使用したスカッド・ミサイルは,60年代のソ連製地対地ミサイルである。また,中距離核戦力 INF全廃条約で 91年全廃されたソ連のSS-20ミサイルおよびアメリカのパーシング IIミサイルは,戦術用地対地ミサイルである。フランスは戦術用地対地核ミサイルとしてプリュトン・ミサイルを保有している。

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カメラマン写真用語辞典 「SSM」の解説

SSM

 英語のSuper Soni-wave Motor (スーパーソニックウェーブモーター)の略で、ソニーαレンズの一部の製品名称に付いている。AFに、レンズ内に積んだ超音波モーターを利用していることを指す。ソニーが事業を引き継いだコニカミノルタ・ブランドの時代から使用されている。  構造はシンプルで、圧電素子を取り付けたステーターと、回転するローターからなる。重要なのは制御精度で、ソニーでは、フォーカス駆動環の回転量をダイレクトに検出できる位置検出センサーを採用してAF精度を格段に向上させている。 → 超音波モーター 参照

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