堆積空間(読み)たいせきくうかん

最新 地学事典 「堆積空間」の解説

たいせきくうかん
堆積空間

accommodation space

堆積開始前の基準面と海水面との間の堆積物が埋積可能な空間(M.T.Jervey, 1988)。アコモデーションとも。シーケンス層序学の基本概念の一つである相対的海水準変動を定量的にとらえるために導入された概念で,その増減は堆積盆底の運動とユースタシーによって起こるとされる。堆積開始前の基準面からの量なので,堆積した水深と同じでないことに注意が必要。例えば,基準面上に堆積物があれば,その厚さとそのときの水深を加えたものが堆積空間の値になる。堆積相を記載した1本の柱状資料から堆積空間の時間的増減をグラフ化すると,相対的海水準変動曲線となる。この場合,1地点での変動を示すので,一次元解析と呼ぶ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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