シーケンス境界(読み)シーケンスきょうかい

最新 地学事典 「シーケンス境界」の解説

シーケンスきょうかい
シーケンス境界

sequence boundary

陸上侵食によってつくられる不整合面とそれの連続する同時間の沖側の整合面で,シーケンス層序学において堆積シーケンスの単位を設定する基準である。束層境界とも。堆積盆地の縁辺では,相対的海水準が低下することによって陸上侵食が起こり不整合面が形成されるが,この不整合面は,海側に追跡すると堆積盆底の整合面につながる。このようにして形成されたシーケンス境界上に引き続く海水準の上昇期を経て低下期までの間に一連地層が堆積し,再びシーケンス境界がつくられる。このように二つのシーケンス境界に挟まれた海退・海進・海退によってつくられる整合に積み重なった一連の地層を,一つの堆積シーケンスという単位としてとらえることができる。シーケンス境界は,コースタルオンラップの位置が陸棚外縁よりも沖側へ移動し,陸上侵食や海底谷・海底扇状地の発達を伴うタイプ1不整合境界と,その位置が大陸棚外縁より沖側へ移動せず,顕著な侵食を伴わないタイプ2不整合とに大別される(Van Wagner et al.,1988)。

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参照項目:堆積シーケンス

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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