ダシリリオン(読み)だしりりおん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダシリリオン」の意味・わかりやすい解説

ダシリリオン
だしりりおん
[学] Dasylirion

リュウゼツラン科(APG分類:キジカクシ科)の常緑樹。葉は幹の先端部に半球状に密生する。葉身は線状で質は堅く、縁(へり)に細かい鋸歯(きょし)があり、種によっては先端が細く裂ける。アメリカ南西部、メキシコの乾燥地に15~18種分布する。雌雄異株。グラウコフィルム、一名キョシリュウ(鋸歯竜)D. glaucophyllum HookとウィーレリD. wheeleri S.Watz.が大正末期に日本に導入された。日当りがよい場所で乾燥ぎみに育てれば、約5℃で越冬する。成長が遅く、日本では観賞温室でサボテンなどといっしょに栽培するが、幹はなかなか立たない。

[高林成年 2019年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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