ダニディン(その他表記)Dunedin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダニディン」の意味・わかりやすい解説

ダニディン
Dunedin

ニュージーランド,サウス島南東岸の港湾都市。オタゴ地方の中心地。 1848年スコットランド自由教会により建設され,住民の多くはスコットランド人の子孫。 2km2のグリーンベルトは有名。 61年オタゴで金が発見されてから町は隆盛をきわめた。紡績衣服毛織物製粉醸造,冷凍食肉など諸工業が盛ん。羊毛,冷凍食品,酪製品を輸出し,石油製品,鉄鋼,砂糖を輸入。イギリス国教会およびカトリックの大会堂,オタゴ大学,エレンテリィ庭園,オタゴ博物館,ニュージーランド最古のオタゴ高等学校がある。人口 10万 6400 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android