日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダバオ湾」の意味・わかりやすい解説 ダバオ湾だばおわんGulf of Davao フィリピン南部、ミンダナオ島南部に深く食い込んだ湾。ミンダナオ島の特色である複雑な構造線に沿って陥没して生じたもので、水深が大きい。湾の西側にはアポ火山(2954メートル)がそびえ、東側にもディバータ山地がある。湾の奥にダバオ港があり、その前面にサマル島が浮かぶ。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダバオ湾」の意味・わかりやすい解説 ダバオ湾ダバオわんDavao Gulf フィリピン,ミンダナオ島の南東部にあり,セレベス海から大きく湾入した湾。長さ 130km,幅 70km。沿岸交易,漁業が盛ん。西岸のダバオは港市としてにぎわう。湾奥のサマル島は水上家屋と真珠養殖で知られる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報