…京阪の花柳界にいる年少妓(ぎ)のこと。11~16歳の芸者(芸子と呼ぶ)修業中の少女で,宴席に出て接客する。宴席では三味線をひかずに舞を主とするのは東京などの雛妓(おしやく)と同じだが,舞妓は下方(したかた)(鼓などの伴奏)をも受けもつ。衣装は裾をひき,帯は〈だらり〉に結ぶ。じゅばんは赤襟で,一本の芸子になることを襟替えといい,その際,白襟にかわる。玉代は,他の雛妓が芸者の半額で,半玉(はんぎよく)と呼ばれるのに対し,芸子と同額である。…
※「だらりの帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...