家庭医学館 「チアノーゼのいろいろ」の解説
ちあのーぜのいろいろ【チアノーゼのいろいろ】
このチアノーゼには、心臓や肺の異常のためにおこる中枢性(ちゅうすうせい)チアノーゼと、末梢(まっしょう)(末端)の血管が収縮する(縮む)ためにおこる末梢性チアノーゼとがあります。
子どものくちびるや爪にチアノーゼがみられたら、口の中を見て、舌(した)や口腔(こうくう)粘膜にチアノーゼがないかどうかチェックしてください。
舌や口腔粘膜がピンク色をしていて、チアノーゼがなければくちびるや爪にみられるのは末梢性チアノーゼで心配なものではありません。チアノーゼのみられる部位を温めれば解消します。