チェッキーニ・レポート(その他表記)Cecchini Report

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェッキーニ・レポート」の意味・わかりやすい解説

チェッキーニ・レポート
Cecchini Report

1988年3月,EC委員会から出版されたもので,92年の EC市場統合利益について試算した報告。原本欧米の多くのコンサルタント会社が分野別に統合効果を測定した結果を集計したもので,16巻 6000ページに上り,市場統合効果を,(1) ミクロ経済効果,(2) マクロ経済効果,(3) 定量化しにくい効果の3つに分けて分析している。同レポートでは,市場統合の利益として,潜在的な経済利益を 2000億 ECU,非関税障壁撤廃による規模の利益,競争の結果の利益を 12ヵ国ベースで 1700億~2500億 ECUと試算している。このチェッキーニ・レポートが EC市場統合推進に果たした役割はきわめて大きい。

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