現代外国人名録2016 「チェッコボナノッテ」の解説
チェッコ ボナノッテ
Cecco Bonanotte
- 職業・肩書
- 彫刻家
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1942年8月24日
- 出生地
- マルケ州ポルト・レカナーティ
- 受賞
- 世界文化賞(彫刻部門,第24回)〔2012年〕
- 経歴
- 父は家具職人。作業場に落ちていた木片で人形を作っては遊び、彫刻への興味を持ち、ローマの国立美術学校へ。在学中から頭角を現し、注目を集めてきた。魂そのものを形にしたような、深い精神性をたたえた人間像は世界各国で高い評価を受ける。“具象彫刻の奇才”“造形の詩人”といわれる。代表作に「対話」(イタリア上院パラッツォ・マダーマ)「期待」「対照」「綱渡り師たち」など。日本とも縁が深く、1975年沖縄海洋博に「飛翔―期待1975」を出品。’90年に日本で初の本格的展覧会を開催。’95年には設計デザインも手がけた中富記念くすり博物館(佐賀県鳥栖市)に「生命の種」を設置、各地で個展を開催。定期的に来日し、東京のアトリエで制作もする。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報