現代外国人名録2016 「チェリングラック」の解説
チェリン グラック
Cellin Gluck
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1958年
- 出生地
- 和歌山県
- 経歴
- 母は日系米国人。父の仕事の都合で和歌山県に生まれる。高校卒業後、米国の大学へ。その後日本に戻り、テレビの仕事に就く。1981年寺山修司監督の「上海異人娼婦館/チャイナ・ドール」に助監督として参加、初めて映画に関わる。米国を拠点に、「ブラック・レイン」(’89年)、「ラスト・アクション・ヒーロー」(’93年)、「タイタンズを忘れない」(2000年)、「トランスフォーマー」(2007年)など数々のハリウッド映画、日米共同作品に助監督として携わる。日本映画では「ローレライ」(2005年)や「20世紀少年」シリーズ(2008〜2009年)などの海外ユニットの演出を担当。2009年日本映画「サイドウェイズ」(小日向文世主演)で監督デビュー。全編カリフォルニア・ロケ、主要キャストを除くほとんどが現地のスタッフという異例のチーム編成で製作された。2015年第二次大戦時にナチスの迫害から逃れてきた難民の命を救い“日本のシンドラー”と言われた外交官・杉原千畝の生涯を描いた「杉原千畝 スギハラチウネ」を監督。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報