デジタル大辞泉 「チェルカスィ」の意味・読み・例文・類語 チェルカーシ(Cherkasi/Черкаси) ウクライナ中部、チェルカーシ州の都市。同州の州都。首都キーウの南約200キロにあり、ドニプロ川に面する。13世紀ごろに建設されたとみられ、のちにウクライナコサック形成の中心地となった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェルカスィ」の意味・わかりやすい解説 チェルカスイCherkassy ウクライナ中部,チェルカスイ州の州都。首都キエフの南東約 160km,ドネプル川中流部につくられたクレメンチュグ人造湖の南西岸に位置する河港都市。 15世紀ポーランドの集落として建設され,1772年ロシア領となった。 19世紀後半,モスクワ-オデッサ間の鉄道が開通,チェルカスイは,同鉄道のドネプル川渡河点にあたったことにより,発展しはじめた。当初は食品,機械,織物,木材加工などの工業が中心であったが,1960年代に化繊,肥料を生産する化学工場が建設され,急速に発展した。教育大学,交響楽団がある。人口 30万 2000 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報