チェルケススク(読み)ちぇるけすすく(その他表記)Черкесск/Cherkessk

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チェルケススク」の意味・わかりやすい解説

チェルケススク
ちぇるけすすく
Черкесск/Cherkessk

ロシア連邦南西部に位置し、同連邦に属するカラチャエボ・チェルケシア共和国の首都。1931~39年の間はバタルパシンスクБаталпашинск/Batalpashinskとよばれた。人口12万2200(1999)。カフカス山脈北麓(ほくろく)に位置し、クバン川に面する。冷凍機械電気器具合成樹脂食品などの工場がある。1804年、スフーミ軍用道路に沿う屯所として集落が形成され、1922年カラチャエボ・チェルケス自治州(1992年以降、カラチャエボ・チェルケシア共和国)建設と同時に首都となった。

渡辺一夫

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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