チチェンイツァー遺跡(読み)チチェンイツァーいせき

世界の観光地名がわかる事典 「チチェンイツァー遺跡」の解説

チチェンイツァーいせき【チチェンイツァー遺跡】

メキシコのチチェンイツァーにある遺跡。ユカタン半島北部に位置し、保存状態がいいマヤ文明の古代都市遺跡で、「エルカスティーリョ(ククルカンの神殿)」や生けにえの心臓が置かれたチャクモール像がある「戦士の神殿」など、数多くの建造物が残っている。これらより古い時代に建造された「尼僧院」には、マヤで崇拝された雨の神、チャク神の仮面が施されている。ほかに金星の神ククルカンを祀り、太陽、金星、プレアデス星団を観測していた天文台「カラコル」、巨大な「球技場」、大小の神殿建築など、都市の繁栄を示す数々の建造物が見られる。また、都市住民4万人の生活の水を支えていたと思われるセノーテ(聖なる泉)もある。◇「チチェンイツァー」はマヤ語で「泉のほとりのイツァー人」という意味。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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