チチッパベンケイ(読み)ちちっぱべんけい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チチッパベンケイ」の意味・わかりやすい解説

チチッパベンケイ
ちちっぱべんけい
[学] Hylotelephium sordidum (Maxim.) H.Ohba

ベンケイソウ科(APG分類:ベンケイソウ科)の多年草。茎は斜め上に伸び、長さ20~30センチメートル。葉はまばらに互生(まれに対生)し、卵形あるいは卵円形、長さ3~5センチメートル、汚紅色。花は9~10月に開き、淡黄緑色、5数性で、径約1センチメートル。中部地方以北の本州に分布し、普通は山地の岩上に生え、多雪地帯に多い。

[大場秀章 2020年3月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む