チモール混濁試験(読み)チモールこんだくしけん(その他表記)thymol turbidity test; TTT

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チモール混濁試験」の意味・わかりやすい解説

チモール混濁試験
チモールこんだくしけん
thymol turbidity test; TTT

臨床検査法の一つ。血清中の蛋白の性質を調べる検査。血清にチモール試薬を加えたのち比色計で測定して,混濁度の高いものを異常とする。この混濁は,血清蛋白が凝固したり,沈殿物ができるために生じる。測定結果はクンケル単位で表現し,正常値は空腹時血清で0~5クンケル単位。慢性肝炎,肝萎縮,肝硬変などではこの値が高くなるので,障害の程度を知るのに役立つ。A型ウイルス性肝炎には敏感に反応して高くなるが,肝臓癌や閉塞性黄疸では常に正常である。肝疾患以外では,リウマチ様関節炎,カラアザールや多発性骨髄腫などで高くなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 濁度

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む