ちゃりんこ(読み)チャリンコ

デジタル大辞泉 「ちゃりんこ」の意味・読み・例文・類語

ちゃりんこ

子供すり
自転車の俗称。ちゃり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちゃりんこ」の意味・読み・例文・類語

ちゃりんこ

  1. 〘 名詞 〙
  2. 子供のすりをいう、盗人仲間の隠語
    1. [初出の実例]「おらア、これでもチヤリンコ(スリ)を三十回もやったんだ」(出典:マイク余談(1948)〈藤倉修一〉街頭録音II )
  3. 自転車をいう俗称。
    1. [初出の実例]「旦那、チャリンコかい?」(出典:重い札束(1962)〈佐野洋〉七)

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世界大百科事典(旧版)内のちゃりんこの言及

【海人】より

行商
[河川・湖沼のあま]
 河川で水中に潜り魚を捕る例が,《利根川図志》(1858)に〈鯉の抱きとり〉として図入りで紹介されており,その他の地域の河川でも名物として知られている。琵琶湖西岸の高島郡安曇(あど)川尻,堅田小番城(こばんぎ)の漁師を俗にチャリンコとかチョリンともよび,ハリブネという名の2,3人乗り小舟を常の住居として湖面を周遊,〈漁儀一辺は草分已来之儀〉といい伝え,近年までほとんど変わることがなかった。五島列島や瀬戸内海の家船(えぶね)漁民と同系統に属する海人の残留らしい。…

※「ちゃりんこ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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