20世紀西洋人名事典 「チャールズオルソン」の解説
チャールズ オルソン
Charles Olson
1910 - 1970
米国の詩人。
ブラック・マウンテン・カレッジ校長。
マサチューセッツ州生まれ。
ブラック・マウンテン・カレッジの校長として、優れた前衛芸術家を結集させ、ブラック・マウンテン派と呼ばれる詩人グループを指導をした。彼の詩の理論は「詩は耳で捉えたものと呼吸の力とを記録するものだ」といい、その詩は「投射詩」と呼ばれ、後のビート派などの革新グループに影響を与えた。代表作は「マクシマス詩編」(1953〜75年)、短詩集「朝の考古学者」(’73年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報