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チュウ・きずな・ほだす・とらえる

普及版 字通 の解説


17画

(異体字)
14画

[字音] チュウ(チフ)
[字訓] きずな・ほだす・とらえる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は執(しつ)。正字はに作り、馬足に中を加えた形で、馬に羈束を加える意。〔説文〕十上に「馬足を絆するなり」(段注本)とみえる。〔詩、小雅、白駒〕「之れを(つな)ぎ之れを維(つな)ぐ」、〔詩、周頌、有客〕「言(ここ)に之れにを授け 以て其の馬をぐ」は、前王朝の客神が、白馬に跨(またが)って参向する儀礼を歌うもので、これにを授けるのは、降服のときの模擬儀礼である。

[訓義]
1. きずな、きずなでつなぐ、ほだす。
2. とらえる、つらねる、つらなる。

[古辞書の訓]
名義抄 ユフ・シバル・ツナグ・トラフ・ホダス

[語系]
)・dypは同声。執tjipは声義近く、執は手械(てかせ)を加える形、は足をつなぐ意。馬のときには字形となり、一般にぎとめることをといったのであろう。

[熟語]

[下接語]
・羈・拘・受・身・幽

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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