ちゅう軍(読み)ちゅうぐん(その他表記)zhu-jun; chu-chün

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ちゅう軍」の意味・わかりやすい解説

ちゅう軍
ちゅうぐん
zhu-jun; chu-chün

中国時代の軍隊一種。遼代のちゅう軍は王侯,領主たちの私兵軍団で,おそらく契丹 (きったん) 国家の私兵制度に由来したものであろう。金時代には異民族で編成された軍隊の呼称となり,この軍団は主として辺境地帯の防衛にあたった。元代初期にもちゅう軍はおかれ,金代と同様に異民族の軍団ではあったが,50騎を1ちゅうとする部隊編成で,やがて 10進法的編成によるモンゴル式の千戸制に吸収された。

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