チュソバヤ川(読み)チュソバヤがわ(その他表記)reka Chusovaya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュソバヤ川」の意味・わかりやすい解説

チュソバヤ川
チュソバヤがわ
reka Chusovaya

ロシア中西部,スベルドロフスク州ペルミ地方を流れる川。ボルガ川支流カマ川の左岸支流。全長 592km。流域面積 2万3000km2ウラル山脈中部東斜面に源を発し,北流したのち北西流して西斜面を流下,チュソボイから西流してペルミ上流のカマ川に注ぐ。下流部はカマ発電所の建設により水位が上がった。上流部とその支流に工場用貯水池が多数つくられている。11月中旬~4月中旬は結氷。約 500kmが木材流送に利用され,チュソボイより下流は航行可能。沿岸主要都市はペルボウラリスク,チュソボイ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android