ペルボウラリスク(その他表記)Pervoural'sk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペルボウラリスク」の意味・わかりやすい解説

ペルボウラリスク
Pervoural'sk

ロシア中西部,スベルドロフスク州の都市。州都エカテリンブルグの西約 40km,ウラル山脈中部山中にあり,チュソバヤ川上流部に臨む。1732年製鉄工場がつくられたことに始まる町で,1933年市となった。鉄鋼 (鋼管) ,機械 (鉱山,医療) ,化学縫製食品などの工業がある。近くでバナジウムを含む鉄鉱石が採掘される。エカテリンブルグとペルミを結ぶ鉄道が通る。人口 12万4555(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペルボウラリスク」の意味・わかりやすい解説

ペルボウラリスク
ぺるぼうらりすく
Первоуральск/Pervoural'sk

ロシア連邦中部、ウラル地方、スベルドロフスク州にある工業都市。人口13万6400(1999)。チュソバヤ川にシャイタンカ川が合流する地点に、1732年製鉄所が建設されたのが市の始まりである。ソ連時代の第一次五か年計画時に鋼管工場がつくられ、第二次世界大戦後、拡張された。そのほか、珪石(けいせき)れんが製造、鉱業用設備修理の工業がある。

[中村泰三]

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