チュニジアの民主化

共同通信ニュース用語解説 「チュニジアの民主化」の解説

チュニジアの民主化

2010年12月、独裁に抗議する青年焼身自殺を図りデモが拡大。11年1月にベンアリ長期政権が崩壊エジプトリビアなど中東各国に波及した民主化運動「アラブの春」となった。暫定政権を経て14年、表現の自由などを定めた新憲法承認。同年に議会選と大統領選が行われ、カイドセブシ氏が大統領当選。経済低迷で既存政党離れがあり、19年に学者出身のサイード大統領が誕生。民主化対話を促進した組織が15年にノーベル平和賞を受賞した。(チュニス共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android