普及版 字通 「チョウ・うみがめ・あさ」の読み・字形・画数・意味
18画
[字訓] うみがめ・あさ
[説文解字]
[その他]
[字形] 形声
篆文の字形は上部が皀に従っており、皀(ちよう)声。〔説文〕十三下に「(えんてう)なり。讀みての(ごと)くす」とあり、もと海亀をいう字であるが、(朝)に仮借して用いることが多い。〔楚辞、天問〕に「」、また〔楚辞、九章、哀〕に「甲の(あした)」のように用いる。楊樹達は字を旦(たん)声とし、旦によって朝の意に用いるとするが、金文の字形は旦に従うものとみえない。字は俗にまた晁(ちよう)に作る。阿倍仲麻呂は唐名朝衡、また晁衡に作る。は〔広韻〕に「邊の沙中に生まる。甚だ美にして膏(あぶら)多し」とあり、甲は玳瑁(たいまい)に類するという。
[訓義]
1. うみがめ。
2. 朝と通じ、あさ、あした。
[熟語]
飽▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報