チョン・ビョンホ(読み)鄭 炳浩(その他表記)Jung Byeong-ho

現代外国人名録2016 「チョン・ビョンホ」の解説

チョン・ビョンホ
鄭 炳浩
Jung Byeong-ho

職業・肩書
漢陽大学文化人類学科教授

国籍
韓国

生年月日
1955年

出生地
ソウル

専門
日本文化論

学歴
韓国外国語大学卒,イリノイ大学

学位
人類学博士

経歴
高校時代から反軍事政権・民主化運動に参加。大学在学中から差別や不平等の問題に関心を持つ。米国イリノイ大学で文化人類学を専攻、幼児保育システムを研究。イリノイ大学日本イリノイセンター所長、延世大学を経て、漢陽大学文化人類学科教授。この間、沖縄や被差別部落少数民族問題に関心を持ち、1989年アイヌ民族研究のため北海道を訪れ、強制労働の歴史を掘り起こす地元市民団体と出会う。’97年北海道幌加内町の朱鞠内湖畔で行われた日韓共同ワークショップに代表として教え子ら50人と参加し、強制連行の犠牲者の遺骨発掘。以後、遺骨を安置した“笹の墓標展示館”に毎年夏と冬、日韓の学生らを集め供養をする。平和の踏み石代表。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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