ちらめく

精選版 日本国語大辞典 「ちらめく」の意味・読み・例文・類語

ちら‐め・く

〘自カ四〙 (「めく」は接尾語) =ちらつく
名語記(1275)三「花も紅葉もちるはちらめける也」
※虎明本狂言・朝比奈(室町末‐近世初)「目のあたりをちらりちらりとちらめくとは何者ぞといふか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ちらめく」の意味・読み・例文・類語

ちら‐め・く

[動カ五(四)]ちらつく」に同じ。
「―・く裸灯はだかびに頻りと瞬きばかりしていた」〈里見弴多情仏心

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