つつ留まり(読み)つつとまり

精選版 日本国語大辞典 「つつ留まり」の意味・読み・例文・類語

つつ‐とまり【つつ留】

  1. 〘 名詞 〙 連歌や俳諧連句の一句の結びが助詞つつ」で留まること。また、その留めかた。
    1. [初出の実例]「ぬればや夢のまくらなるらん うきひとを猶もこなたに思ひつつ つつとまり左右(さう)なくあるべからず か様におもひつつぬればやと云ふ本歌をくさりてはすべし」(出典:撃蒙抄(1358))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む