つつ留まり(読み)つつとまり

精選版 日本国語大辞典 「つつ留まり」の意味・読み・例文・類語

つつ‐とまり【つつ留】

  1. 〘 名詞 〙 連歌や俳諧連句の一句の結びが助詞つつ」で留まること。また、その留めかた。
    1. [初出の実例]「ぬればや夢のまくらなるらん うきひとを猶もこなたに思ひつつ つつとまり左右(さう)なくあるべからず か様におもひつつぬればやと云ふ本歌をくさりてはすべし」(出典:撃蒙抄(1358))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android