つつ留まり(読み)つつとまり

精選版 日本国語大辞典 「つつ留まり」の意味・読み・例文・類語

つつ‐とまり【つつ留】

  1. 〘 名詞 〙 連歌や俳諧連句の一句の結びが助詞つつ」で留まること。また、その留めかた。
    1. [初出の実例]「ぬればや夢のまくらなるらん うきひとを猶もこなたに思ひつつ つつとまり左右(さう)なくあるべからず か様におもひつつぬればやと云ふ本歌をくさりてはすべし」(出典:撃蒙抄(1358))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android