つべしい

大辞林 第三版の解説

つべしい

( 連語 )
〔「つべし」の「べし」がシク活用化して、「つべしい」となったもの。中世後期の語〕
「つべし」に同じであるが、「つ」の完了の意味は弱くなっている。…しそうである。…するにちがいない。 「我れこれを呼ばば来-・べしいぞ/四河入海 13
「つべし」に同じ。 「彼の者に似合ひ-・べしいむこがおりない/狂言・夷毘沙門」 〔「つべしい」が終止・連体法に用いられたほかに、「つべしう」の形が連用法に用いられた。「季倫は豪傑なる程に泣き-・べしうはないぞ/四河入海 8」〕

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精選版 日本国語大辞典の解説

つ‐・べしい

(「つ」は完了の助動詞。「べしい」は推量の助動詞「べし」が室町時代の口語でシク活用化したもの。「つべしい」は終止法・連体法に、また「つべしう」が連用法にも用いられた。→べし)
① =つべし
※応永本論語抄(1420)里仁第四「いやがきにはあらず此語の末に尚語がありつへしいぞ」
② =つべし
※史記抄(1477)一五「水草がすくなうて屯聚しつべしうもないぞ」

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