つべしい

精選版 日本国語大辞典 「つべしい」の意味・読み・例文・類語

つ‐・べしい

(「つ」は完了の助動詞。「べしい」は推量の助動詞「べし」が室町時代口語でシク活用化したもの。「つべしい」は終止法連体法に、また「つべしう」が連用法にも用いられた。→べし)
① =つべし
※応永本論語抄(1420)里仁第四「いやがきにはあらず此語の末に尚語がありつへしいぞ」
② =つべし
史記抄(1477)一五「水草がすくなうて屯聚しつべしうもないぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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