紫海苔(読み)ムラサキノリ

精選版 日本国語大辞典 「紫海苔」の意味・読み・例文・類語

むらさき‐のり【紫海苔】

  1. 〘 名詞 〙 紅藻類海藻。また、それを原料とした干海苔。あさくさのり。あまのり。《 季語・春 》 〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「ものの音家つまの蜂の巣だちして〈呉水〉 むらさき海苔の売るはる風〈界香〉」(出典:俳諧・春秋稿(1780‐85)地)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android