ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツーク州」の意味・わかりやすい解説 ツーク〔州〕ツークZug スイス中北部,チューリヒ南方にある小さな州。州都ツーク。 1352年にハプスブルク家に抗してスイス同盟に加入。「森の三州」と呼ばれるウーリ,ウンターワルデン,シュウィーツやルツェルン州などに次ぐ古い歴史をもつ州である。住民の大部分はカトリックで,ドイツ語を話す。山地が多く,主産業はロルツェ川などの谷間の果樹栽培。ツーク,バール,ウンターエーゲリなどの町に繊維,金属製品,飲料などの工業が集中。面積 239km2 (うち約 30km2はツーク湖およびエーゲリ湖) 。人口8万 4908 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by