ティマルガラ遺跡(読み)ティマルガラいせき(その他表記)Timargarha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティマルガラ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ティマルガラ遺跡
ティマルガラいせき
Timargarha

パキスタン,スワート川の支流左岸にある先史時代墓葬遺跡。 1964,65年に A.H.ダニが調査を行なった。典型的な墓壙は2段に掘られ,長方形の下壙に土器などの副葬品とともに埋葬後,上壙底にふた石やストーンサークルを配置するもので,(1) 手を上げた屈肢葬,(2) 洗骨 (二次) 葬,(3) 火葬甕棺葬の別があり,合葬,複合例も存在する。ダニは (1) ,(2) ,(3) の順に古いと考え,(1) ,(2) を金石併用期,(3) を鉄器時代に比定し,全体の年代は前 1600~600年頃と考えている。さらにすべてを含めてガンダーラ墓葬文化の名を与えているが,これらに関しては定説とはなっていない。

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