テラマイシン

精選版 日本国語大辞典 「テラマイシン」の意味・読み・例文・類語

テラマイシン

  1. ( Terramycin ) 抗生物質オキシテトラサイクリンの商標名。ウイルス性肺炎百日ぜき発疹チフストラコーマ、第四性病などに用いられる。
    1. [初出の実例]「新しい抗生物質〈略〉テラマイシン(一九五〇年)など」(出典:蛙のこえ(1952)〈大宅壮一〉土)

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世界大百科事典(旧版)内のテラマイシンの言及

【抗生物質】より

…工業的に完全合成されるようになったはじめての抗生物質である。(4)テトラサイクリン類 クロルテトラサイクリン(商品名オーレオマイシン),オキシテトラサイクリン(商品名テラマイシン)が代表的なもので,グラム陽性菌および陰性菌に広範囲の抗菌スペクトルを示し,臨床的に広く使われている。通常,内服で用いられるが,静脈注射,外用もある。…

【テトラサイクリン】より

…広範囲の細菌に対して抗菌力を示す。1948年ダガーB.M.Duggerらによって発見されたオーレオマイシンaureomycinと,50年にフィンレーA.C.Finlayらによって報告されたテラマイシンterramycinとが環状構造が四つ並んだ共通の化学構造をもつことが明らかになり,共通の母核にテトラサイクリンの名が与えられた。オーレオマイシンは商品名となり,一般名はクロルテトラサイクリンとされ,テラマイシンも同様で一般名はオキシテトラサイクリンと呼ばれるようになった。…

※「テラマイシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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