テルノーピリ(その他表記)Ternopil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テルノーピリ」の意味・わかりやすい解説

テルノーピリ
Ternopil

ウクライナ西部,テルノーピリ州の州都。ロシア語名テルノーポリ Ternopol,ポーランド語名タルノーポリ Tarnopol。首都キーウキエフ)の西南西約 370km,ドニステル川(ドネストル川支流のセレト川に臨む鉄道・道路交通の要地。1524年にポーランドの町として記録に現れ,1772年にオーストリア領となった。第1次世界大戦後の 1920年にポーランド領となり,1939年にソビエト連邦に併合された。1991年,ウクライナの独立とともにウクライナ領となった。1870年に鉄道が開通してから商工業が発展し,軽機械,食品加工などの工業がある。第2次世界大戦で市街は大損害を受けたが,16世紀建造の聖誕教会と 18世紀建造のドメニコ教会がある。医学研究所もある。人口 22万7755(2005推計)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む