最新 地学事典 「テルミエ」の解説
テルミエ
Termier, Pierre
1859.7.3~1930.10.23 フランスのリヨンに生まれ,エコール・ド・ミーヌに学ぶ。地質調査所技師。サン・テチエンヌ鉱山学校とパリ鉱山学校の教授を歴任。1911年地質調査所長となる。1891年バノワズ山塊の地質構造に関する論文で変成岩が上部古生層に移過することを明らかにし,変成岩の時代論に問題を提起。「Les Nappes des Alpes orientales et la synthèse des Alpes」(1903)で東アルプスが西アルプスの上に押しかぶさるというナッペ説を提唱,アルプス研究史に一時期を画した。
執筆者:今井 功
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

