テレコバルト治療装置(読み)テレコバルトちりょうそうち(その他表記)telecobalt unit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テレコバルト治療装置」の意味・わかりやすい解説

テレコバルト治療装置
テレコバルトちりょうそうち
telecobalt unit

厳重な遮蔽壁に囲まれた中に約 5000Ci(キュリー)のコバルト60 60Coを入れ,そのγ線遠隔照射する治療装置。コバルト60のエネルギーは約 1.25MeV(メガ電子ボルト)と高く,従来X線よりも深部への到達率が高い。吸収線量が皮膚表面から数mm深部で最高になるため皮膚障害が少なく,骨障害も少ない。の存在部位により,さまざまな照射方法がとられる。線形加速器と比べると,照射野の辺縁がぼける。コバルト60の半減期が 5.25年なので,線源の交換が必要である。(→超高圧放射線治療

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