てんかんによく似たいろいろな発作

六訂版 家庭医学大全科の解説

てんかんによく似たいろいろな発作
(脳・神経・筋の病気)

 てんかんに似た病気には、熱性(ねつせい)けいれん、脳への血流が一時的に不十分となり意識が消失する失神(しっしん)発作があり、心臓の病気で十分な血圧が保てない場合や自律神経の病気で姿勢に順応した血圧調節ができない場合に起こります。また、脳血管障害の一種である一過性脳虚血発作(いっかせいのうきょけつほっさ)も、発作が短く数分で回復するのでてんかんに似ています。

 心因性の非てんかん発作はのてんかん発作、ヒステリー性てんかん発作とも呼ばれ、女性、幼児期の性的虐待(ぎゃくたい)、性的不適応やうつ状態などが原因となり起こります。また、片頭痛(へんずつう)のなかに意識状態が悪くなり、しばらく意思の疎通ができなくなる脳底動脈(のうていどうみゃく)片頭痛があり、てんかん発作に似ています。

 低血糖発作も意識障害を一過性に起こすことからよく似ており、必ず考えなければいけない病気です。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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