… ナイフ,フォーク,スプーンを使用して食事をする風習が,ヨーロッパで普及するのは18世紀以後のことである。古代から,肉を切り分けるためのテーブルナイフは存在したが,1本のナイフで切り分けたのちには手づかみで食べた。中世にはスープも大鉢に入れて器に口をつけて飲みまわしたり,パンを浸して食べたり,1本のスプーンを回したりした。…
※「テーブルナイフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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